書きたいときに書きたいことを書きたいだけ。

編集者兼ライターのピーターが気になったあれやこれやについて。主にアニメ・漫画・音楽・ゲーム・映画などなど。

◆音楽のこと 01◆

音楽の話題も、このブログでは初めてですね!
とは言え、中学生の頃に吹奏楽をやっていたり、
高校生の頃に軽音部に所属していたり、
もともと「ゲッカヨ月刊歌謡曲)」編集部に居たこともあり、
音楽は昔から大好きです(*^^*)

今でもお仕事でアニメソングやJ-POPなど、
音楽に触れる機会が多いのですが
現在はレビュー原稿を書くことはあまりなく。


そもそも、私見を交えた原稿はほとんど書いたことがないので、
良い音楽に出会ったとしても
どんな風に紹介したらいいのか、
自分の捉え方や書き方で誤解が生じないかと悩んでしまい、
結局書かず仕舞いになることが多いです。。


それでも、良いものに出会ったら
書きたくなるのが人間の(ライターの?)性!
ということで、前置きが長くなりましたが、
私の好きな音楽のお話をさせていただきます~!


今回は、3/21発売のベストアルバム
『20周年リクエストベスト+レアトラックス』に先駆けて、
Coccoさんのミニアルバム『パ・ド・ブレ』と
アルバム『プランC』についてです。

 


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Coccoさんを知ったのは、
学生時代にWEB上で交流のあったイラストレーターさんが
「カウントダウン」を好きだと言っていたことがきっかけでした。

その時は、歌声やサウンドよりも
狂気的な歌詞が印象に残りました。
(歌詞にインスパイアされて友人が描いた絵が
 とても好きだったのも覚えています。懐かしい〜)


それと同じ頃、SINGER SONGERの「初花凛々」が流行っていて、
優しくて温かくて春風のような曲だな〜と感じたり、
その翌年に「音速パンチ」がリリースされ、
カウントダウン番組でたまたま耳にして
「良い曲だ! 好き!!」と、感じた記憶もあります。

さらにその後、社内で流れていたTV番組(おそらくスペシャ)で
ニライカナイ」が流れていて、
沖縄感満載のサウンドと伸びやかな歌声にすごく惹かれました。
それが2010年6月頃のことです。

そんな私がCoccoさんの音楽と再会したのは、
2014年リリースのミニアルバム『パ・ド・ブレ』のとき。
この作品から、Coccoさんの歌声や世界観に夢中になりました!


『パ・ド・ブレ』はミニアルバムということで、
収録されているのは全6曲。
魂が浄化されるかのような優しく、軽やかで朗らかな歌声に
ガッシリ心を掴まれてしまいました。
綺麗で繊細な楽曲ばかりで、
一時期私の安眠アルバムとなっていました(笑)

収録曲のなかで、すごく涙腺を刺激される曲があって。
「キラ星」という、聖歌のように幻想的なナンバーです。
何が涙腺にくるのかというと、完全に歌詞!

病んでいる時に聴くと、
冒頭の歌詞「あなたに 会いにいきたい」
だけでも涙が込み上げてきます…!
そして、歌詞の世界観をさらに美しく儚いものに昇華させている
メロディラインとサウンドも素晴らしいです。

Cocco - キラ星(Full ver.) 【期間限定公開】

www.youtube.com

キラ星 - Cocco - 歌詞 : 歌ネット



『パ・ド・ブレ』から半年後、
『プランC』というフルアルバムがリリースされました。
これまた素敵なアルバムです!


まずは1曲目の「パンダにバナナ」。
タイトルからしてインパクト大ですが、
それに負けないくらいパンチの効いた楽曲です。
デジタルサウンドとバンドサウンドが見事に融合し、
どこか攻撃的で艶やかにも聴こえる歌声がたまりません!

続く「ドロリーナ・ジルゼ」もすごいです。
ねっとりと絡みつくような濃厚さ(禍々しさ?)がありつつも、
ストリングスと伸びやかなヴォーカルで
「美しく激しい曲」という印象に転じさせているように感じました。

そこから「たぶんチャチャチャ」という
昭和テイストも感じさせるキャッチーなナンバーに続き、
「バスケット」では坂道を転げていくような軽やかな可愛らしさを表現。

それ以降も濃ゆいもの・綺麗なもの・
ノリの良いもの・可愛らしいものを繰り出していき、
最後の「コスモロジー」で美しく終わります。

パンチの効いた曲ばかり挙げてしまいましたが、
「Snowing」や「ハミングバードと星の砂」など
後半綺麗で儚い楽曲が多いです。
1枚のなかで、いろんな表情が見られる
聴き応え抜群の作品なのです。

サウンドは様々ですが、
歌詞には一本筋が通っていると感じました。


それは、生々しいまでの「性」。
特に「パンダにバナナ」「ドロリーナ・ジルゼ」「たぶんチャチャチャ」では、
「性」を感じさせる強烈なワードが並んでいます。

また、可愛らしい雰囲気の「バスケット」からは
処女性が感じられるし、
これまたキャッチーでキュートな雰囲気のある「Juliet」からは
性について歌っているともとれるような
ワードが登場します。

正直、私はCoccoさんの過去の曲や
彼女の生い立ち、アーティストとしての立ち位置、考え方を
深く理解しているわけではありません。
ここまで書き連ねてきた言葉も、
私の主観以外のなにものでもないため
的外れな表現もあるかもしれませんが…

彼女の「性」、ともすれば「生」に対する執着は、
とても強いのだなと感じました。


何がそうさせているのだろう…と求するよりも、
彼女の音楽から受け取ったメッセージを
素直に受け止め、噛み締めたいと思います。


Cocco」というアーティストを
それほど深く理解しているわけではない私にとって、
彼女の過去の楽曲を一挙に堪能できるアルバム
『20周年リクエストベスト+レアトラックス』のリリースは
とても嬉しいことです。

リリースまであと1ヵ月と少し。
私が過去に聞いたことのある「カウントダウン」や「初花凜々」含め、
どんな時にどんな想いを込めて生まれた楽曲なのか…
少しでも彼女の思想に触れられたらと思います。