書きたいときに書きたいことを書きたいだけ。

元編集者兼ライターで、現在はWebサイト制作・運用に携わるピーターが気になったあれこれや、日々感じたことについて。最近ちょっとだけまじめ。Twitter@PeterK723

◆ポーラ美術館に行ったこと◆

先月、念願だったポーラ美術館に行ってきましたー!!

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昨年行った「箱根ガラスの森美術館」も

すっごくキレイで素晴らしかったのですが、

ポーラ美術館も見応え抜群でした。

 

まず、敷地内の緑が美しすぎる!

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この通路の先(階段で降ります)が入り口なんですが、

建物もすごくキレイなのです。

 

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この時は、企画展「ルドン ひらかれた夢ー幻想の世紀末から現代へ」が

開催されていました。

ルドン自身の絵ももちろんパンチが効いているのですが、

鴻池朋子さんの「みみお」もすごく印象的でした。

神秘的な絵がたくさんありました…(^-^)

www.polamuseum.or.jp

 

また、同じく企画展で

「増田セバスチャン×クロード・モネ

 "Point-Rhythm World 2018 -モネの小宇宙-"」も開催されていました。

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増田セバスチャンさんは、

きゃりーぱみゅぱみゅ「PONPONPON」のMVの美術などで知られる方。

今回の展示もきらびやかなのに神秘的な雰囲気もあって

すごくすごくキレイでした!

polamuseum.or.jp

スペース自体は狭かったのですが、

「小宇宙」を感じることのできる展示で

こちらは撮影可でした!

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展示室の前にそびえ立っていた大きな展示にも迫力が…!

 

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モネの名作「睡蓮の池」に

インスピレーションを受けた展示のようですが、

ポーラ美術館には「睡蓮の池」も展示されているのです!!

本物を間近で見ることができて感動しました。

 

 

 もちろん「睡蓮の池」の写真はありません!

ありませんというか、

「撮影不可」なので当たり前なのです……

 

 

 

が!

 

 

 

ポーラ美術館には

「撮影可」の絵画もあるのです!!

 

 

 

撮影OKの絵があるなんて知らなかったし、

美術館の展示は「撮影NG」が当たり前だと思っていたので

ビックリ&感動でした!

 

ポーラ美術館の「よくある質問」にも

「一部の作品は、撮影可能とさせていただいております。

 詳細は展示室室内の案内パネルをご確認ください。」

と書かれているのです。

 

 

せっかく写真をたくさん撮ってきたので、いっぱい貼ります!

実際には、撮影可の絵画はこの倍くらいありました!!

 

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そしてそして、以前ダリ美術館(諸橋近代美術館)で見た

マリー・ローランサンさんの絵も

撮影可となっていました…( ;∀;)!

 

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そのあとの予定もあったので、

館内を全てきちんと回れたわけではないのですが

1時間半〜2時間くらい滞在しました。

 

入館料は大人1,800円ですが、

箱根駅や近隣のホテル・お店で前売り券をゲットできるようです。

公式HPでアナウンスしているなんて親切…!

www.polamuseum.or.jp

 

最後に、館内のカフェで一服したのですが、

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テーブルに置かれていた角砂糖が

ポーラ美術館仕様で可愛かった…(*´ー`*)

 

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◆中学生の頃、吹奏楽部だったこと 01◆

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あっと言う間にお盆が終わった……

 

お盆期間中は、少しだけ地元(福井県)に帰省していました。

上の写真は地元で撮ったものです。

空が広い上に夕焼けも夜空もすごくキレイでした。

 

 

帰省中、ちょっと懐かしい出来事がありました。

家族そろって高校野球を見ていた時、

どこかの学校のブラスバンド

オーメンズ・オブ・ ラブ」という曲を演奏していたのです。

 

その曲は、私が吹奏楽部に所属していた中学生の頃、

大好きだった楽曲の一つでした。今でもたまに聴いています。

私はチューバという大きな金管楽器を担当していて、

オーメンズ・オブ・ ラブ」を演奏したこともありました。

 

 

そして、その日の夜。

中学生時代からの友人と二人で

地元にあるイタリアンのお店で食事をしていたところ、

奥にある個室へと入っていく団体客のなかに、

とっても懐かしい人の姿を見つけました。

 

 

私たちの吹奏楽部の顧問だったM先生。

 

 

姿を見たのは、10年ぶりくらいだったかもしれません。

私も友人もびっくりして、

だけど個室から聴こえてくる話し声に「M先生だ!」と確信し、

めちゃめちゃテンションがあがっていました。

(二人ともシラフ)

 

しかし、先生は個室にいるため簡単には声をかけられず…

結果的には、会話をすることのないまま

私たちが先に店を出ることになりました。

 

帰宅してからも、「話したかったな〜」とか

「店員さんにお願いして呼んでもらうべきだったかな」なんて、

後悔だったり残念な気持ちが残りました。

 

 

そして、中学生だった頃のことをいろいろ思い出しました。

 

 

私にとってのM先生は、恩師そのもの。

今年の24時間テレビのテーマが

「人生を変えてくれた人」なんですが、M先生が正にそう。

 

 

 

ただし、最初からそうだったわけではありません。

 

 

 

M先生はTwitterをやられていないようなので、

きっとこのブログにたどりつくことはないだろうと

高を括って書きますが…

 

 

 

 

 

 

入部当初、私はM先生のことが大嫌いでした。

 

 

 

 

 

 

福井県のなかでも特に田舎で、

山のなかの小学校に通っていた私は、

自分が進学する中学校には

文化系の部活が2つしかないことを知っていました。

 

そのうちの一つが吹奏楽部。

私の地元では「ブラバンブラスバンドの略)」

という呼び方が主流でしたが、東京に出てから、

ブラバンよりも「吹奏楽部」が一般的であると知りました。

 

 

当然小学校のクラブ活動も選べるほど種類がなく、

小学校5年生から「金管クラブ」に所属して

トランペットを演奏していました。

 

 

そして、中学校進学とともに吹奏楽部に入り、

M先生と運命の……いや、

衝撃的な出会いを果たしました。

 

 

それは、出会い方が衝撃的だったのではなく、

M先生の発言が衝撃的だったのです。

 

 

吹奏楽部としての活動が始まって

まだ日が浅かった頃のミーティングで、

先生は私たちにこう言い放ちました。

 

 

 

 

 

 

「あなたたちはバカだ」

 

 

 

 

 

 

詳細な話の流れは覚えていませんが、

先生は、先輩たちも含めた40人くらいの女子中学生の前で

無表情のまま「バカだ」と言い放ったのです。

 

 

それまで「教師」という存在に

そのような発言をされたことのなかった私は、

凄まじく衝撃を受け、私以外の部員も絶句し、

場の空気は凄まじく凍りきました。

 

そして、ミーティングが終わって

先生が音楽室から去っていくと、

先輩も同級生も一様に「は?」「なんなん!?」と憤りました。

 

 

もちろん私も憤りました。普通にイライラしました。

 

 

まだよく知りもしない先生から

罵声を浴びせられた。

 

私個人が何かを言われたわけでもないのに、

無駄に高かった私のプライドは傷付けられ、

先生に対しての反抗心や嫌悪感だけが

高まっていきました。

 

 

 

そこで私は、先生に報復(?)すべく、ある行動に出ました。

今思えばとっっっても子供っぽいのですが……

 

 

 

校長先生にチクりに行ったのです。

 

 

 

M先生にはもちろん、担任にもバレたくないし、

同じブラバンの仲間や友人にも気付かれたくなかった私は、

給食の支度をする時間だったか長めの休み時間だったかに、

そそくさと一人で校長室に向かいました。

 

 

すると、校長室にたどり着く前に、

廊下で校長先生(もしかしたら教頭先生だっかもしれない…)に遭遇。

 

 

もともと校長室に入っていくことにためらいがあった私は、

近くに誰もいなかったこともあり、

その場で校長先生に声をかけました。

 

 

そして、そのまま、

部活の時にM先生が部員達に向けて

「バカだ」と言い放ったことを話しました。

 

「先生としておかしいと思います!」

なんて、自信満々に、正義感を滲ませながら。

 

 

 

私の主張をひとしきり聞いた後、

校長先生は静かに口を開き、私にこう言いました。

 

 

 

「確かにバカという言葉は、気持ちの良い言葉ではないね。

 では、どうしてM先生は、

 わざわざ君たちにそんなことを言ったんだろう?

 考えてみたかな?」

 

 

 

目からウロコでした。

 

 

 

「それはM先生がおかしい」とか

「私から先生に注意しよう」とか、

そういう反応が返ってくることしか考えていませんでした。

 

 

でも、校長先生は

M先生を否定するような言葉は一切口にせず、

「考えてみてほしいな」と残して、去っていきました。

 

◆欅坂46から、初めてメンバーの卒業が発表されたこと◆

 

これは、8月7日(火)の22時半頃に投稿された、

欅坂46の公式Twitterによるツイートです。

 

寝耳に水の発表すぎて、

思わず「えっ?」なんて、間抜けな声を出してしまいました。

それくらい、ずーみんこと今泉佑唯さんの卒業は想定外で、

本当にびっくりしました。

 

欅坂46は、8月17日(水)にニューシングルのリリースが控えていて、

その表題曲に今泉さんが参加していないことは

少し前からアナウンスされていました。

 

それなのに、通常盤には彼女のソロ曲がc/w曲として収録される。

 

そのことに違和感があったし、

「どうして表題曲には参加しないのに…」というような

ファンの人によるツイートも目にしていました。

 

それが、まさかこのような形で

「そっか…だからなんだ」なんて、

腑に落ちることになるとは思いもしませんでした。

 

 

私が欅坂46に熱中するきっかけとなった、

去年8月末の幕張メッセ公演のレポートでも

書かせていただきましたが、

今泉さんは本当に声が綺麗で歌唱力もあって、

「アイドルの中ではうまい」とかいう次元ではなく、

一人の歌手として成立しちゃうくらいの

圧倒的な存在感を放っていました。

 

もちろん、欅坂46には、ほかにも歌唱力の高いメンバーや

歌唱力以外の魅力・武器を持つメンバーも存在します。

 

でも、欅坂46の歌姫と言えばずーみん。

そのイメージが私の中では強かったため、

中心的な存在と言える彼女が

欅坂46にとって初めての卒業メンバーになるなんて…。

 

 

ここまでずっと「ずーみんの卒業が信じられない」という内容を

繰り返し書き連ねていますが、私はふと気付いたのです。

 

 

私は、21人の欅坂46が大好きだし、

21人の欅坂46

いつまでも見守っていたいと思っていたのだ

 

 

…と。

一応私の中にも「推し」は居るけれど、

それもやっぱり、欅坂46というグループがあってこそ。

 

 

少し前まで「坂道合同新規メンバー募集オーディション

の参加者が募集されていて、

これに対しても私は正直

漢字欅には追加メンバーはいらない。今のままでいい」

なんて、密かに…と言いつつ、けっこう強めに願っていました。

 

それはきっと、自分が好きになった状態から

そのグループが変化してしまうのを見たくないとか、

受け入れたくない・受け入れられない気がする…

という気持ちが強かったからだと思います。

 

それは依然書いた

◆大好きだったバンドの解散を、1年半越しに受け入れられたこと◆

の時の気持ちにも通じている気がします。

 

まだ自分は「21人の欅坂46」が大好きなのに、

「そうじゃない姿」を見るのが

怖いというか耐えられないというか…

 

 

それくらい、欅坂46というグループが大好きなのだと思います。

 

 

例えば、私が幼い頃に好きだったモーニング娘。は、

今もなおメンバーの加入&卒業を繰り返していますが

そこが気になったことはありませんでした。

楽曲の魅力に惹かれている部分が大きいからかもしれません。

 

また、私が「女性アイドルグループ」を好きになったきっかけである

渡辺麻友さん。

彼女が所属していたAKB48も入れ替わりの激しいグループですし、

何より渡辺さんはすでに卒業しています。

 

それでもAKB48の新譜は今でもチェックしているし、

渡辺さんのことも相変わらず大好きです。

 

 

でも、なぜだか欅坂46は違う。

 

 

時間が経てばこの気持ちも薄れたり、

変化するのかもしれないけれど、

「ずーみんがいなくなる」

欅坂46を卒業するメンバーがいる」と考えると、

なんだかすっごく寂しくなってしまうのです。

 

 

「自分の好きなメンバーが卒業する」という状況とも、

「自分が好きだったバンドが解散してしまう」とも

また違う感情がこみあげてきたことに驚いて、

ついつい書き残してしまいました。

 

 

卒業後の今泉さんは、

タレントとして活動を継続されるそう。

そして、来週発売の7thシングル「アンビバレント」の通常盤には

今泉さんのソロ曲「日が昇るまで」が収録されます。

 

早く聴きたい気持ちと、そうじゃない気持ちが混在しています。

 

私ですらこんな気持ちなのだから、

ずーみん推しの方々は、きっともっと辛いんだろうな…

 

 

どのメンバーを推すファンであっても、

いつかはきっと遭遇することになる「卒業」や「解散」。

 

そういう「辛さ」も含めて、

アイドルを応援するということなのかもしれません。

 

 

最後にずーみんのオフィシャルブログを。

www.keyakizaka46.com