◆諸橋近代美術館に行ったこと◆
ゴールデンウィークがあっという間に終わってしまった…
なんて言いつつ、
天気が荒れまくった上に気温も低かった5月3日(木)に
福島県にある諸橋近代美術館へ行ってまいりました!
Twitterにはこんな画像をアップしていましたが、
実際はこれくらいどんよりしていました…
暗!!!!
山の上にあるおかげで、入り口の隅には少しだけ雪も……
さて、そんな諸橋近代美術館になぜ足を運んだかと言うと、
ご存知の方も多いかもしれませんが
同美術館は「アジアで唯一のサルバドール・ダリ作品の常設美術館」なのです。
ずっとずっと諸橋近代美術館にも行ってみたかったのですが…
ついにその夢が叶いました!!
まず、建物も敷地内の池とか自然も何もかも美しい…!
私の写真では完全なる曇り空なので、
ぜひ公式HPで美しい外観などを見てみていただきたいです。
入館料は大人950円。
私的には、こんなにダリを堪能できてこの値段…!と感じました。
ちなみに、音声ガイドは無料で貸し出されています。
ダリの作品は常時40点ほど展示されており、
時期によって入れ替えが行われているようです。
訪れるタイミングによって鑑賞できる作品が異なるので、
何度でも足を運びましょうということですね!!
そもそもこの美術館は、
美術館の名前にも入っている「諸橋さん」の
コレクションを基にした美術館とのこと。
創立者の諸橋廷蔵さんはダリの絵に魅了され、
自らダリの作品(絵画、彫刻、版画作)を約330点蒐集されたそう。
それらが順繰りに美術館で公開されているという仕組みなのです。
今回見に行って感動した作品の一つが「テトゥアンの大会戦」。
ダリ展でも展示されていた油彩画ですが、
サイズが大きい(約3m×4m)上に描かれているもの自体にも迫力があって
ほんと惚れ惚れしちゃいました。
その絵の手前には丁寧な解説もあって、
読み込んでから見てみると、また一段と魅力的に…
↓「テトゥアンの大会戦」見てみてください!
それともう一つ、諸橋近代美術館は
ダリの絵画だけでなく彫刻(ブロンズ像など)も多数所有されていて、
「記憶の固執」などに登場する「溶けた時計」の像も
間近で見ることができました。しかも大きい!
とってもシュールで見応えもあるので、
ぜひ本物を見に行っていただきたい!!
ちなみに現在は、
「コレクション展」も開催されていました。
エッシャーのだまし絵もおもしろかったし、
「コレクション展」にあったマリー・ローランサンの絵が
儚くて淡くて優しげな美少女ばかりでメロメロでした…
それと、入り口付近の撮影可能スペースでは、
こんな写真が撮れました!
生で見ても、どういう仕組みなのかぜんぜんわかりませんでした(笑)。
あー! また行きたい!!!!
こうやってブログを書いていたら、
先日のワクワクドキドキがよみがえってきました…
ダリの絵はヘンテコなものが多いし、
「どうしてそういう発想になったの!?」って驚かされるものばかりですが、
それ故に(?)すごくすごーく引き込まれます。
前のブログでも書きましたが、
私は特段絵画に詳しいわけでもないのに…
「なんかいいな、素敵だな」と感じるものが多々あります。
最後に、入り口にいらっしゃる諸橋廷蔵さんと…