◆マリー・ローランサン美術館に行ったこと◆
芸術の秋に先駆けて、
またまた美術館に行ってまいりました!
今回は、マリー・ローランサン美術館です。
ポーラ美術館でマリー・ローランサン熱が再燃し、
やっとで足を運ぶことができました。
マリー・ローランサン美術館は
赤坂にあるホテルニューオータニ・ガーデンコートの
6階に位置する美術館です。
建物の外観だけでは美術館が入っているように見えないので
「ここで合ってるのか…?」と、
ちょっと躊躇ってしまったのですが、
警備員さんに行き方を尋ねたら快く教えてくださいました!
(聞かれ慣れているご様子でした)
6階でエレベーターを降りると…
すぐに到着!
元はニューオータニ美術館のスペースだったそうです。
平日の夕方ということもあってか、
他の入館者の姿はありませんでした。
入館料の1,200円を払い、いざ中へ!!
まず感動したのは、
飾られている絵が全てマリー・ローランサンだということ。
(当たり前)
マリー・ローランサン100%!
(当たり前)
想像してみてください。
あの淡い色使いで描かれた、
可憐で儚い、繊細で華やかな
少女たちの絵に囲まれるんですよ……
癒されないわけがない。
館内には、画家デビューから晩年まで、
年代順にマリー・ローランサンの絵画が並んでいます。
持ち味である淡い色使いの絵画が中心ではありますが、
初期のキュビスム風の作品ももちろん飾られており、
彼女の絵の変遷をじっくりたっぷり味わうことができるのです。
正にマリー・ローランサン100%!
私は初期の作品をぜんぜん知らなかったので、
ピカソみたいな絵も描いてたんだ…! とビックリ。
初期の絵では、輪郭線をくっきり描いていたんだなーとか、
肖像画美人だな〜〜〜とか、
いろんなことを考えながら、じっくり見ることができました。
特に、奥の方の展示室にはソファもあるので、
絵画の前に座って、ゆっくり眺めことができました。
私以外の来館者がいなかったので、
何度もあっちへ行ったりこっちへ行ったり…
思う存分見て回ることができました…(^-^)ヘヘヘ
なかでも「接吻」という作品が大好きなのですが、
もちろん飾られていました!
繊細で可愛くて儚げで、
見ているだけで優しい気持ちになれるのです。
ゆっくり見られて、本当に幸せでした…!!!
たっぷりじっくり堪能したと言いつつ、
滞在時間は60〜80分ほどだったと思います。
スペース的には、
30分もあれば全て見終えることができそうです。
最後に、入口付近のお土産スペースで
ポストカードを3枚購入しました!
一番右にあるのがチケットで、
そこに描かれているのがマリー・ローランサンの自画像。
その隣にある二人の少女が描かれている絵が「接吻」です。
あーもう! ほんと可愛い!!!!!
可愛らしい絵の数々に癒され、
優しい気持ちいっぱいで
美術館を出ることができました(﹡´◡`﹡ )
ちなみに、この日は持参するのを忘れてしまったのですが…
数ヵ月ほど前、たまたま乗ったタクシーのなかで
マリー・ローランサン美術館の
200円引きチケットを見かけたのです。
「運転手さんの趣味かな…?」なんて
トンチンカンな想像をしていたのですが、
美術館のオフィシャルサイトを見たところ
どうやら下記のようです。
東京のタクシー会社グリーンキャブの創設者である
一般財団法人マリー・ローランサン美術館理事長高野将弘が、
数十年をかけて蒐集したマリー・ローランサン作品のコレクションは
質量ともに世界最大であり、
日本とフランスまたヨーロッパ文化の小さな架け橋となれれば幸いです。
(マリー・ローランサン美術館「ABOUT」ページより)
知らんかった!!!!!
美術館に行ったあと、この記事を書いている時に知りました(笑)。
高野将弘さん! とっても素晴らしいコレクションでした!
場所的にも、見て回る所要時間的にも
気軽に訪れられる美術館だと思うので、
疲れが溜まってしまった時なんかに
また癒されに行こうと思います〜!!