書きたいときに書きたいことを書きたいだけ。

元編集者兼ライターで、現在はWebサイト制作・運用に携わるピーターが気になったあれこれや、日々感じたことについて。最近ちょっとだけまじめ。Twitter@PeterK723

◆ジョジョにハマったおかげで毎日忙しくて楽しいということ◆

先日、huluで『異世界かるてっと』を観ていたら、

最新話まで観終わったところで別のアニメが始まりました。

 

その作品とは、『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』

私と『ジョジョ』の出会いは、

そんなちょっとした偶然からでした。

 

 

その時はタガタメをやっていて、

ゲームをメインにアニメは"ながら"で観ていたのですが…

 

 

 

めっちゃおもしろい。

 

 

 

気付いたらゲームをやめ、

食い入るようにテレビを見つめていました。

そして、怒涛の勢いで見まくり、

あっという間にテレビ放送に追いつきました!

 

5部こと『黄金の風』の最新話まで観てしまったので、

続いて4部を観ました。二週でコンプリート!

(4部は原作のストーリーを何も知らないまま

 実写映画を見に行ったという思い出あり)

 

そして、この前の土曜日から1部を観始めたので、

残りは順番通り観ていこうと思います。

3部をオススメされることが多いので待ち遠しい!

 

そんなこんなで、

毎週末ジョジョのアニメを観るのに忙しくて、

ものすごく充実しています

 

どのお話も本当に展開が読めなくて、

毎回毎回前のめりで見入ってしまいます。

友人たちにも「そんなにハマってるの!?」と驚かれました。

 

 

 

そんなにハマってます!!!!


5部のLINEスタンプを買って、

ジョジョを知らない人にまで送り付ける程度には!!

 

 

 

ジョジョ』という作品の存在は以前から知っていました。

ジョジョが好きだという友人も、昔から身近にいました。

 

それでも今までハマらなかった…というより、

なかなか手が出せなかった私。

その理由はやっぱり、あの個性的な絵柄でしょうか。

 

ジョジョの世界に慣れ親しんでいない人からすると、

あの濃ゆい絵柄で敬遠されそうな気はします。

かくいう私もその一人だったと思います。


 

しかし!!


 

アニメから入ったからなのか、

絵柄のことはぜんぜん気になりませんでした。

むしろ、ジョルノもブチャラティも本当にかっこよくて

惚れ惚れしてしまう…!

 

仮に絵柄に抵抗があったとしても、

おそらく観続けるうちに目が慣れるはず。

昔、韓国ドラマを見ていた際にその現象を経験したことがあって、

最初は「日本人じゃない俳優」が気になって仕方なかったのに

話数を重ねるうちに全く気にならなくなりました。

 

なので、ストーリーにさえ集中できてしまえば

絵柄のことなんて気にならなくなるし、

むしろ「この絵が良いッ!」と癖になるはず。

 

それに、有名な美術作品を彷彿とさせるような

構図やポーズが所々に登場するのも楽しくて。

印象的かつ分かりやすいのは、

TVアニメ版4部の20話『山岸由花子はシンデレラに憧れる』

 

この回には、ミュシャを連想させるカットが

4点ほど登場します!

全て美麗かつロマンティックで素敵なのです。

 

 

ストーリーの緻密さや展開の鮮やかさも本当に見事で、

なかなかホッとさせてもらえません。

だからこそ、ほどよい緊張感をもって

ずっと物語に集中することができるのだと思います。

 

今のところ、私は5部が一番大好き!

5部はイタリアが舞台でギャングたちの物語。

印象的なセリフも多々あり(それは5部に限らずですが)、

登場するキャラクターたちのアツさに痺れます!!

 

 

5部を夢中になって観ていたとき、

私はとあるゲームに出会いました。

『ジョジョのピタパタポップ』というパズルゲームです。

 

 

 

 

 

20190610225906

 

 

 

 

 

なにこれかわいい!!

 

 

 

 

 

かれこれ2週間ほどプレイしているのですが

と に か く 可 愛 い 。

 

可愛くて可愛くて可愛いので癒されます。

パズルゲームにハマったのは久しぶりなんですが、

すき間時間でサクッと遊べるのも良きです。

 

もしかすると、絵柄で苦手意識を抱いている方にも

ジョジョの世界に足を踏み入れる

良いきっかけになるかも…!!!?

 

今はブチャラティが欲しくてたまらないこてわ、

ガチャを回すべくせこせこダイヤを集めております。

 

ダイヤを集めるのはなかなか大変なのですが、

一番ランクが上のGR(ゴールドレア)もけっこう出るので

石さえ集まれば良いキャラがゲットしやすい…はず!

 

ジョジョピタ』のおかげで毎日忙しいのですが、

とってもとっても幸せです~*^-^*

◆欅坂46・平手友梨奈さんが新人女優賞を受賞したこと◆

最近、ブログではめっきり話題にしていなかったのですが、

私は相変わらず欅坂46が大好きです。

 

最新シングル「黒い羊」の個別握手会には、

先月も今月も参加し、なんなら来月も参加します。

4月末に行われたアニラ@大阪はライヴビューイングで、

5月に行われたアニラ@東京武道館は現地で参戦しました。

 

そんな私なので、Yahoo!のトップページで

平手友梨奈 難役好演で新人賞」という文字を目にした時、

仕事中ながら「わーーーーー!!!!!!」と

テンション爆上がりでした。

 

news.yahoo.co.jp

 

 

しかし!!!!!

 

 

 

ルンルン気分で記事を読んでいたら、

ページの下部に表示される「コメント」で

脳みそとメンタルを思いっきり殴られ(たような衝撃を受け)ました。

 

 

映画は大コケなのに…

 

とか

 

金で買った賞

 

とか

 

この子の何がいいの? 可愛くない

 

とか…

 

 

コメントは700件以上ついていましたが、

最初の10件も見ないうちに辛くなって

そっとウィンドウを閉じました。

 

 

 

世間の評価はこんなものなのか…

 

 

 

こんな前置きをすると、

これから書くことの説得力が皆無になりそうですが、

欅坂46のなかであえて「推し」を一人だけ決めるとするなら

私は間違いなく平手さんの名前を挙げます。

 

それくらい彼女が好き。

欅坂46というグループにハマったきっかけは、

間違いなく初めて行ったライヴで見た

平手さんのパフォーマンス(特にソロ曲「自分の棺」)だったから。

 

なので、平手さんの初主演映画!! 見なければ!

という動機で、私は映画館で『響-HIBIKI-』を観ました。

 

youtu.be

 

もちろんパンフも買いました!

 

f:id:kurauchi723:20190603011753j:plain

 

映画を観た日の翌日にあたる昨年の10月1日、

私はこんな風にツイートしていました。

 

https://twitter.com/PeterK723/status/1046613493657436160?s=20

 

そうなんです。

「平手さん」を観に行ったはずの『響』でしたが、

いつのまにか「鮎喰響」に圧倒されてしまい

最後には純粋に「面白い映画だったな…」という感想が残りました。

 

映画は、平手さん扮する主人公・鮎喰響の

登校シーンから始まるのですが、

最初観た時はなんだかぎこちないというか

「アイドルの子が役を演じようとしているな」

という印象を受けました。

 

(…なんて書いておいて、順撮りじゃなかったら

 すっごく恥ずかしいんですけどね…すみません…)

 

しかし、物語が進むにつれて

平手友梨奈」というアイドルは消え、

気付いた時には鮎喰響の激しすぎる生き様を

見せつけられていました。

リアルな演技というより、鮎喰響そのものに見えました。

 

久しぶりに予告動画を見てみましたが、

強い信念を持つ鮎喰響という少女を平手さんが演じたことで

響の発言一つ一つに説得力が増したように感じました。

 

104分という短めの上映時間なので、

ストーリーはとてもテンポよく進んでいき

続きを予感させるような形で終わります。

 

 

ただ、エンドロールだけは残念に感じました。

デモテープのような音質で、平手さんが一人で歌う楽曲が流れます。

そのせいで、ちょっとだけ「ごり押し感」が出てしまったような。

 

でも、映画の公式HPを見ると、なぜこうなったかの経緯がわかり

「ごり押し」という言葉で片付けようとするのは

乱暴だし失礼だとも感じます。

 

ちなみに、先ほどの画像で

パンフレットと一緒に写っている『別冊カドカワ』で、平手さんは

「(歌っていて気持ちよかったけど)

 なくてもよかったかなあって」と発言しています。

 

遠山大輔さんがインタビュアーを務めた

 平手さんのソロインタビュー、

 映画だけでなく「アンビバレント」についても書かれていて

 とても読み応えがあるし何よりおもしろいです!

 

 

映画が終わった後、政治的な意味合いは一切抜きにして

「この映画で平手さんは新人賞的なものを捕りそうだな」と感じました。

そう思えるくらい、平手さんは見事なまでに鮎喰響でした。

 

もちろん私はもともと平手さんが好きだし、

欅坂46というグループの中での彼女の立ち位置や

ファンからどのような注目のされ方をしているかなどは

頭に入ってしまっているので、

どうしても贔屓目にはなっているかもしれません。

 

けれど、少なくとも映画『響』を観もせずに

彼女の受賞に難癖をつけるのは…どうなのかなって思います。

(見たことのない映画について一切意見するな

 という意味ではもちろんないですからね!)

 

原作漫画も連載中ですし、

映画の終わり方的にも続編の制作が可能そうな『響』。

 

平手さんの新人女優賞受賞を追い風にして

ぜひとも全キャスト続投のまま、

続編の制作が決定&進行しますように!

◆新宿の殺人未遂事件を知って、思い出したこと◆

数日前に起きた新宿での殺人未遂事件

21歳の女性が交際相手の浮気を疑い、刺し殺そうとしたものだ。

男性の職業は歌舞伎町のホストだと言われている。

 

このニュースをTwitterで知った時、

私はあることを思い出した。

思い出したというよりは、気付いたというか。

 

 

 

 

彼女は、私だったかもしれない——と。

 

 

 

 

20代前半の頃、私にはアッキーという年上の彼氏が居た。

お酒と映画が好きで、料理が上手で、かっこつけたがり。

見た目はタイプではなかったけど、それでも大好きだった。

 

特に、アッキーから言われた

“次の誕生日は一緒にハワイでお祝いしよう”

という言葉が嬉しくて、今でもよく覚えている。

“ハワちょ”という名目で、二人で毎月一定額を貯金していた。

 


しかし、彼が都内に引っ越して転職をしてから、

私たちは少しずつズレていった。

 

 

引っ越す前は昼間の仕事がしたいと言っていたのに、

アッキーは池袋のバーで働き始めた。

会社員の私とは生活時間が合わなくなった。

 

合鍵を使ってアッキーの家に入り、

テレビや映画を見ながら帰りを待ち、

私が寝た頃に彼が帰宅して、

私が目覚めると彼は寝ている…そんな日々が続いた。

 

“常連のお客さんにご馳走になった”

“営業後に従業員と飲みに行った”

そんな言葉が増えるのに比例して、朝方の帰宅が増えた。

 


それでも、ちゃんと仕事が決まったんだし、
本人ががんばっているならそれでいい。

 

 

あの日も、そんなことを考えながらアッキーの帰りを待っていた。

散らかった彼の部屋を片付けながら。

 


灰皿を洗おうとした時、

机の上にシワだらけの紙があることに気付いた。

そこには「給与明細」と書かれている。

 

 


アッキーのお給料っていくらだろ?

 

 


そんな好奇心からそっと手を伸ばし、

給料の額をコッソリ見てみようと

紙に書かれた文字を目で追っていった。

 

 

CLUB 〇〇〇〇

レン

時給 指名 同伴 …

 

 

そんな文字が並んでいた。

 

「指名」や「同伴」という言葉から

私はキャバクラを連想し、アッキーじゃなくて、

バーにきたキャバ嬢さんが捨てたのだと思った。

 

そして、記されていた店名と

「レン」という名前でグーグル検索をかけてみた。

 

 

 

すると、そこには黒いスーツに身を包んだアッキーの写真が

「レン」という名前で掲載されていた。

 

 


全く思いがけなくて、私はものすごく動揺した。

頭が混乱して、ぶわっと涙が込み上げてくる。

 


ホスト…? なんで??

 

じゃあ始発で帰ってきた日は、あの泥酔していた日は、

誰と居た…?

 


私はアッキーに

「話したいことがあるから早く帰ってきて」

とLINEして、携帯の電源を切って帰りを待った。

 

 

 

 

アッキーは、“バーで働くことになった”と嘘をつきながら、

3ヵ月も前からホストをやっていた。

 

 

ホストを選んだ理由は、

なんとかして“ハワちょ”を貯めたかったから——と。

私のためだと言われた。

 


嘘をつかれていた上に、彼氏がホスト。

でも、アッキーはアッキーだし、彼が好きだった。

 

 

迷いや不安はたくさんあったけれど、

私たちは関係を続けることにした。

しかし、そこから本格的に私とアッキーはズレていく。

 

 

アッキーがデートに遅刻することが増え、

何度も家まで迎えにいった。

 

“お客さんからだ”と言って目の前で電話に出たり、

ずっと携帯をいじるようになった。

 

バレたことで気が楽になったのか、

店での出来事やお客さんの愚痴を頻繁に話すようになった。

女性を見下すような発言も増えた。

 

いつしか、どちらからともなく

ハワイ旅行もハワちょのことも、口にしなくなった。

 

だんだん、心が苦しくなっていった。

 

アッキーが何を考えているのか、
ぜんぜん分からなくなった。

 

それでも、楽しかったことが忘れられなくて、

“今は我慢だ”なんて、必死に思いこもうとした。

 

 

そんな私がアッキーとの関係を断ったのは、

それまで抱いたことのなかった

“ある感情”が芽生えたから。

 

 

アッキーは何度か、デート中に

“呼ばれたからちょっと行ってくる”と言って、

私を置いてきぼりにしたことがあった。

 

その理由となったお客さんはすべて同じ人で、

アッキーの“太客”だった。

どんな人なのか聞いてみると、彼はこう言った。

 


  彼女は重い病気で、余命が宣告されている。

  だから今は仕事もせずに思いっきり遊んでいて、

  ホストに来たのもそういう理由から。

  短い間になるだろうけど、できる限りのことはしてあげたい。

 

 

 

そんなの嘘だよ

 

 

 

私の口から出たのは、嫉妬や憎しみにまみれた言葉だった。
「その女、絶対嘘ついてるから」と。
でも、アッキーは全く動じなかった。

 


二人には、私が全く知らない、知りえない信頼関係がある——

 


それを目の当たりにさせられた時、

私は初めて、冗談でも誇張でもなく、

心から純粋な気持ちでこう思った。

 

 

 

早く死ねばいいのに

 

 

 

人の死を、願うようになってしまった。

 

 

自分で自分が怖くなった。

これ以上アッキーといたら私は大きな間違いをしてしまう——

そう確信し、やっとで別れる決意ができた。

 


最後の日はアッキーに会わず、

彼の家のドアポストに鍵だけを落として帰った。

帰り道でLINEをブロックし、着信拒否にもした。

アッキーがどう思ったかは知らない。

 

 

こうして私たちは終わった。

 

 

もしもあの時、自分の中に芽生えた殺意に疑問を抱かず、

当然のもののように受け入れてしまっていたら——

 

豊島区のマンションで血だらけになっていたのは、

私だったかもしれない。

 

 

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