書きたいときに書きたいことを書きたいだけ。

元編集者兼ライターで、現在はWebサイト制作・運用に携わるピーターが気になったあれこれや、日々感じたことについて。最近ちょっとだけまじめ。Twitter@PeterK723

◆欅坂46・平手友梨奈さんが新人女優賞を受賞したこと◆

最近、ブログではめっきり話題にしていなかったのですが、

私は相変わらず欅坂46が大好きです。

 

最新シングル「黒い羊」の個別握手会には、

先月も今月も参加し、なんなら来月も参加します。

4月末に行われたアニラ@大阪はライヴビューイングで、

5月に行われたアニラ@東京武道館は現地で参戦しました。

 

そんな私なので、Yahoo!のトップページで

平手友梨奈 難役好演で新人賞」という文字を目にした時、

仕事中ながら「わーーーーー!!!!!!」と

テンション爆上がりでした。

 

news.yahoo.co.jp

 

 

しかし!!!!!

 

 

 

ルンルン気分で記事を読んでいたら、

ページの下部に表示される「コメント」で

脳みそとメンタルを思いっきり殴られ(たような衝撃を受け)ました。

 

 

映画は大コケなのに…

 

とか

 

金で買った賞

 

とか

 

この子の何がいいの? 可愛くない

 

とか…

 

 

コメントは700件以上ついていましたが、

最初の10件も見ないうちに辛くなって

そっとウィンドウを閉じました。

 

 

 

世間の評価はこんなものなのか…

 

 

 

こんな前置きをすると、

これから書くことの説得力が皆無になりそうですが、

欅坂46のなかであえて「推し」を一人だけ決めるとするなら

私は間違いなく平手さんの名前を挙げます。

 

それくらい彼女が好き。

欅坂46というグループにハマったきっかけは、

間違いなく初めて行ったライヴで見た

平手さんのパフォーマンス(特にソロ曲「自分の棺」)だったから。

 

なので、平手さんの初主演映画!! 見なければ!

という動機で、私は映画館で『響-HIBIKI-』を観ました。

 

youtu.be

 

もちろんパンフも買いました!

 

f:id:kurauchi723:20190603011753j:plain

 

映画を観た日の翌日にあたる昨年の10月1日、

私はこんな風にツイートしていました。

 

https://twitter.com/PeterK723/status/1046613493657436160?s=20

 

そうなんです。

「平手さん」を観に行ったはずの『響』でしたが、

いつのまにか「鮎喰響」に圧倒されてしまい

最後には純粋に「面白い映画だったな…」という感想が残りました。

 

映画は、平手さん扮する主人公・鮎喰響の

登校シーンから始まるのですが、

最初観た時はなんだかぎこちないというか

「アイドルの子が役を演じようとしているな」

という印象を受けました。

 

(…なんて書いておいて、順撮りじゃなかったら

 すっごく恥ずかしいんですけどね…すみません…)

 

しかし、物語が進むにつれて

平手友梨奈」というアイドルは消え、

気付いた時には鮎喰響の激しすぎる生き様を

見せつけられていました。

リアルな演技というより、鮎喰響そのものに見えました。

 

久しぶりに予告動画を見てみましたが、

強い信念を持つ鮎喰響という少女を平手さんが演じたことで

響の発言一つ一つに説得力が増したように感じました。

 

104分という短めの上映時間なので、

ストーリーはとてもテンポよく進んでいき

続きを予感させるような形で終わります。

 

 

ただ、エンドロールだけは残念に感じました。

デモテープのような音質で、平手さんが一人で歌う楽曲が流れます。

そのせいで、ちょっとだけ「ごり押し感」が出てしまったような。

 

でも、映画の公式HPを見ると、なぜこうなったかの経緯がわかり

「ごり押し」という言葉で片付けようとするのは

乱暴だし失礼だとも感じます。

 

ちなみに、先ほどの画像で

パンフレットと一緒に写っている『別冊カドカワ』で、平手さんは

「(歌っていて気持ちよかったけど)

 なくてもよかったかなあって」と発言しています。

 

遠山大輔さんがインタビュアーを務めた

 平手さんのソロインタビュー、

 映画だけでなく「アンビバレント」についても書かれていて

 とても読み応えがあるし何よりおもしろいです!

 

 

映画が終わった後、政治的な意味合いは一切抜きにして

「この映画で平手さんは新人賞的なものを捕りそうだな」と感じました。

そう思えるくらい、平手さんは見事なまでに鮎喰響でした。

 

もちろん私はもともと平手さんが好きだし、

欅坂46というグループの中での彼女の立ち位置や

ファンからどのような注目のされ方をしているかなどは

頭に入ってしまっているので、

どうしても贔屓目にはなっているかもしれません。

 

けれど、少なくとも映画『響』を観もせずに

彼女の受賞に難癖をつけるのは…どうなのかなって思います。

(見たことのない映画について一切意見するな

 という意味ではもちろんないですからね!)

 

原作漫画も連載中ですし、

映画の終わり方的にも続編の制作が可能そうな『響』。

 

平手さんの新人女優賞受賞を追い風にして

ぜひとも全キャスト続投のまま、

続編の制作が決定&進行しますように!