書きたいときに書きたいことを書きたいだけ。

元編集者兼ライターで、現在はWebサイト制作・運用に携わるピーターが気になったあれこれや、日々感じたことについて。最近ちょっとだけまじめ。Twitter@PeterK723

◆新幹線にスマホを忘れたこと 02◆

年末にスマホを失くした話の続きです。

 

地元・福井にたどり着いた私は、

iPhoneを探す」によって

失くしたスマホが大阪にあることを知り、

余裕綽々で蕎麦をすすっていました。

 

その時にふと、問い合わせをした

東海道新幹線のテレフォンセンターに

「私の携帯、大阪にある新幹線の車両基地にあるみたいです」と

伝えるべきかなと考えました。その方がスムーズかなと。

 

そこで、もう一度所在地を確認しようと

姉の携帯で「iPhoneを探す」を使ってみたところ…

私のスマホが「オフライン」になっていました。

 

「オフライン」だとこんな画面になります。

f:id:kurauchi723:20190104144323j:plain

 

 

つまり、

 

 

最新の所在地が分からなく(追えなく)

なってしまったのです。

 

 

その時の画面では、

「最新の所在地ではありません(20:01現在)」のように

出ていた気がします。

 

 

少し前まではオンラインだったのに…!!!?!?

 

 

ということは、誰かが故意に電源を切ったか

電波の届かない所に持って行かれてしまったか

充電が尽きたのか…

(新幹線を降りる直前まで充電していたんですけどね)

 

 

 

どうしようめっちゃ不安。

 

 

 

いろいろと考えましたが、とりあえず、

数分前までは大阪にあったことは確かなので

やはりテレフォンセンターへその旨を伝えることにしました。

 

 

しかし、 担当者からは

「こちらから車両基地へ連絡する術がないので…」

という反応しかありませんでした。ぐぬぬ

 

なんだか悔しかったので、

車両基地の電話番号を探したり(見つかりませんでした…)、

運営している企業に電話をしました(繋がりませんでした…)が、

どちらも無意味に終わりました。

 

ちなみに、JR西日本のHPには

GPSで携帯電話の所在が特定されても、場合によりすぐに対応できないこともございます。

と、しっかり書いてあります。冷静に考えればそりゃそうだ。

 

 

こうなると、テレフォンセンターから

「見つかりました!」という連絡がくるのを待つか

自らテレフォンセンターに電話をして

最新の情報で忘れ物が届いていないか照会してもらうしかありません…

 

 

が、私はもう一つ、自分でできることに気付きました。

※ 私は「iPhoneを探す」を使ったことがなかったので

 ひらめいた気になっただけですが…

 

 

iPhoneを探す」で「紛失モード」をオンにすることです。

 

 

これは、iOSバイスをロックするだけでなく

画面に任意のメッセージを表示させることのできるモードです。

また、拾った人が、すぐにそのことを知らせられるように、

こちらで指定した電話番号のみ

ロックの解除なしでも(=本人でなくても)

電話をかけられるように設定できるのです。

 

 

さっそく私は、

「持ち主の××××です。拾ってくださった方は、お手数ですが

 ××××××@gmail.comまでご連絡いただけますと幸いです」と

メッセージを入力。

 

連絡先の電話番号は姉のものにしたかったのですが、

ヤバイ人に拾われてたら怖いということで、

電話番号は入力しませんでした。

一通り打ち終え、登録しようとしたところ…

 

 

紛失したスマホがオフラインのため

「紛失モード」に設定できません

 

 

と、通知がきました\(^o^)/まじかよ!

次にオンラインになったら

紛失モードにするよ〜ってことのようです。まじかよ…

 

 

なので、私はやっぱり

「見つかりました!」の電話がくるのを待つ or

自分から電話をして「見つかってませんか?」と問い合わせる

ことしかできないのでした…。

 

 

そこから私は、12月30日(月)の夜から

携帯が手元に戻る1月2日(水)の昼まで、

年越し気分も正月気分もほとんど味わえず

スマホ…買ったばっかりなのに……どうしよ…出費…イタイ…」と

不安で不安で震えていました。

 

 

私は、担当者と電話した際に、

下記のように聞いていました。

 

「新幹線の車輌内は、営業を終えた深夜か

 営業が始まる前の早朝に、より丁寧に清掃します。

 そのタイミングで忘れ物が見つかることも多く、

 清掃時に見つかった忘れ物は

 昼過ぎには情報が登録されて、照会できるようになります」

 

 

そして訪れた翌日の昼ごろ、

姉の携帯宛に「まだ見つかっていません」というメールが届いていました。

そのメールには

「見つかった時には電話します」とも書かれていて、

当然ながら電話はきていませんでした。

 

しかし、古いスマホgmailを確認していたところ、

「紛失モードが有効になりました」というメールが届いていて。

なんで今のタイミング????と、余計に混乱したり…。

 

 

さらに翌日、大晦日にも何度か

テレフォンセンターに電話をしてみましたが

一度もつながりませんでした。

 

 

日付が変わり、年も明けた1月1日の夜。

2日には福井を発つ予定だったため、

それ以降は姉と行動を共にしないことになります。

そうなる前に、携帯を取り戻したい…

手元に戻らないまでも、せめて所在地だけは把握したい…

 

そう思い、元日からテレフォンセンターに電話してみました。

晦日がつながらなかったし、

元日も無理かな…と思っていたんですが…つながりました!

 

スマホの特徴を伝えつつ、

「届いていませんか…?」と諦めも混ざった声で尋ねてみたところ…

 

 

「似た特徴のものが新大阪駅に届いていますよ」

 

 

と!!!!!

まじか!!!!!!!!

わあああああああーーーー!!!!!!!!!(歓喜

 

 

担当者からは、

新大阪駅の忘れ物承り所から連絡させますね。

 ただ、忘れ物の数が大変多く、

 明日には連絡できるかもしれません…」

とのことだったので、

 

 

 

直接新大阪駅まで取りに行きました。

 

 

 

完全なる見切り発車…^^

しかし、新大阪駅へ到着するまでの間に

電話はかかってこなかったので、

結果オーライだったかもしれません。

 

※ 自宅から福井駅まで車で約40分、

 福井駅から大阪駅サンダーバードという特急列車で約2時間かかります…

 

何かあった時に連絡手段がないのは怖かったので、

姉にも新大阪駅まで同行してもらいました。

 

 

そして、2019年1月2日(水)正午頃、

新大阪駅の忘れ物承り所に到着。

初めて訪れた場所だったんですが、

めちゃくちゃ狭くてびっくり。

 

忘れ物を保管しているスペースは広いのかもしれませんが、

2名の職員のみで対応をしていたので

とてもじゃないけど電話をかけたり受けたりなんてできないだろ

という感じでした。

 

 

それと、タイミングの問題かもしれませんが、

英語を含む外国語を話せる職員がおらず、

外国の方からの問い合わせには

すごくすごく苦労しておられました……

 

 

そんなこんなで私の番がきて、

スマホの詳細を伝えたら…

「黒い手帳型のiPhoneケースですね?」と担当者から告げられ 

奥から戻ってきた職員に差し出されたのは

まさしく私のスマホでした!!!!!!

 

 

「電源を入れて、ロックを解除していただけますか?」

 

 

と、職員から言われたので

「失くしたの数日前ですし、充電切れていると思います…

iPhoneを探すでオフラインになってたし…)」

と伝えたところ、

 

 

取得した時点で携帯は電源を切ることになっているので、

 充電残っている可能性が高いですよ」

 

 

と。なるほどなるほど。

完全放電していたら、

いちいち充電してから本人確認になりますもんね…

 

 

 

iPhoneを探す」の意味ナシ

 

 

 

スマホも起動し、ロックも解除でき、

無事にスマホが手元に戻ってきましたー!!!!!

本体もケースも、傷などは一切ありませんでした。

 

あと、姉に同行してもらう必要も

全くありませんでした。

 

 

 

余談ですが…

私はタクシーのなかでも

携帯を忘れたことがあります…忘れん坊将軍^^

 

その時は、iPhone4Sの時代だったので(ということでもないけど)

ロックをかけておらず、

拾ってくださった運転手さんが

着信履歴の一番上にあった人(この時は一緒にいた友人)に

電話をかけてくださり、私の手元に戻ってきました。

 

それとは反対に、仕事で関わりのある方の携帯へ電話をしたところ

「タクシーの運転手なんですが…」と

言われたこともありました。

 

その時は運転手さんの連絡先を教えてもらい、

持ち主の方の会社に電話をして

持ち主の方と運転手さんをつなぐことができました。

 

そう思うと、タクシーで携帯を落とした場合は

一度誰か(できれば身近な人)の携帯電話から

自分の携帯へ電話をかけてみると良いかもしれません!