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編集者兼ライターのピーターが気になったあれやこれ、日々感じたことについて。主に音楽・ゲーム・漫画・映画・アニメなどなど。Twitter@PeterK723

◆中学生の頃、吹奏楽部だったこと 01◆

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あっと言う間にお盆が終わった……

 

お盆期間中は、少しだけ地元(福井県)に帰省していました。

上の写真は地元で撮ったものです。

空が広い上に夕焼けも夜空もすごくキレイでした。

 

 

帰省中、ちょっと懐かしい出来事がありました。

家族そろって高校野球を見ていた時、

どこかの学校のブラスバンド

オーメンズ・オブ・ ラブ」という曲を演奏していたのです。

 

その曲は、私が吹奏楽部に所属していた中学生当時、

大好きだった楽曲の一つでした。今でもたまに聴いています。

私はチューバという大きな金管楽器を担当していて、

オーメンズ・オブ・ ラブ」も演奏したことがありました。

 

 

そして、その日の夜。

中学生時代からの友人と二人で食事をしていたところ、

奥にある個室へと入っていく団体客のなかに、

とっても懐かしい人の姿を見つけました。

 

 

私たちの吹奏楽部の顧問だったM先生。

 

 

姿を見たのは、10年ぶりくらいだったかもしれません。

私も友人もびっくりして、

だけど個室から聴こえてくる話し声に「M先生だ!」と確信し、

めちゃめちゃテンションがあがっていました。

(二人ともシラフ)

 

しかし、先生は個室にいるため簡単に声をかけられず…

結果的には、会話をすることはないまま

私たちが先に店を出ることになりました。

 

帰宅してからも、「話したかったな〜」とか

「店員さんにお願いして呼んでもらうべきだったかな」なんて、

後悔だったり残念な気持ちが残りました。

 

 

そして、中学生だった頃のことをいろいろ思い出しました。

 

 

私にとってのM先生は、恩師そのもの。

今年の24時間テレビのテーマが

「人生を変えてくれた人」なんですが、M先生が正にそう。

 

 

ただし、最初からそうだったわけではありません。

 

 

 

M先生はTwitterをやられていないようなので、

きっとこのブログにたどりつくことはないだろうと

高を括って書きますが…

 

 

 

 

 

 

入部当初は、私はM先生のことが大嫌いでした。

 

 

 

 

 

 

福井県のなかでも特に田舎で、

山のなかの小学校に通っていた私は、

自分が進学する中学校には

文化系の部活が2つしかないことを知っていました。

 

そのうちの一つが吹奏楽部。

私の地元では「ブラバンブラスバンドの略)」

という呼び方が主流でしたが、東京に出てから、

ブラバンよりも吹奏楽部が一般的であることを知りました。

 

 

当然小学校のクラブ活動も選べるほど種類がなく、

小学校5年生から「金管クラブ」に所属して

トランペットを演奏していました。

 

 

そして、中学校進学とともに吹奏楽部に入り、

M先生と運命の……いや、

衝撃的な出会いを果たしました。

 

 

それは、出会い方が衝撃的だったのではなく、

M先生の第一印象が衝撃的だったのです。

 

 

吹奏楽部としての活動が始まって

まだ日が浅かった頃のミーティングで、

先生は私たちにこう言い放ちました。

 

 

 

 

 

 

「あなたたちはバカだ」

 

 

 

 

 

 

詳細な話の流れは覚えていませんが、

先生は、先輩たちも含めた40人くらいの女子中学生たちに

無表情のまま「バカだ」と言い放ったのです。

 

 

それまで「教師」という存在に

そんな発言をされたことのなかった私は、

凄まじく衝撃を受け、私以外の部員も絶句し、

場の空気は凍りついていました。

 

そして、ミーティングが終わって先生が居なくなると、

先輩も同級生も一様に「は? なんなの!?」と憤りました。

 

 

そう。私も憤ったのです。

 

 

まだよく知りもしない先生から

罵声を浴びせられた。

 

私個人が何かを言われたわけでもないのに、

無駄に高かった私のプライドは傷付けられ、

先生に対しての反抗心や嫌悪感だけが

高まっていきました。

 

 

 

そこで私は、先生に報復(?)すべく、

ある行動に出ました。

 

 

 

校長先生にチクりに行ったのです。

 

 

 

M先生にはもちろん、担任にもバレたくないし、

同じブラバンの仲間や友人にも気付かれたくなかった私は、

給食の支度をする時間だったか長めの休み時間だったかに、

そそくさと一人で校長室を目指しました。

 

 

すると、校長室にたどり着く前に、

廊下で校長先生(もしかしたら教頭先生だっかもしれない…)に

遭遇しました。

 

 

もともと校長室に入っていくことにためらいがあった私は、

近くに誰もいなかったこともあり、

その場で校長先生に声をかけました。

 

 

そして、そのまま、

部活の時にM先生が部員達に向けて

「バカだ」と言い放ったことを話しました。

 

「先生としておかしいと思います!」

なんて、自信満々に、正義感を滲ませながら。

 

 

 

私の主張をひとしきり聞いた後、

校長先生は口を開きました。

 

 

 

「確かにバカという言葉は、気持ちの良い言葉ではないね。

 では、どうしてM先生は、君たちにそんなことを言ったんだろう?

 考えてみたかな?」

 

 

 

目からウロコでした。

 

 

 

「それはM先生がおかしい」とか

「私から先生に注意しよう」とか、

そういう反応が返ってくることしか考えていませんでした。

 

 

でも、校長先生は

M先生を否定するような言葉は一切口にせず、

「考えてみてほしいな」と残して、去っていきました。